桐光学園を3大会ぶりの全国出場に導いた両翼…指揮官は厳しく評価も期待を寄せる

MF松田悠世は桐光学園の攻撃を牽引(写真=佐藤亮太)

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選2次予選準決勝が6月17日に行われ、相洋桐光学園が対戦した。勝利した桐光学園は3大会ぶり15回目の全国行きを決めた。

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 先制は桐光学園。13分、DF6武藤光希(3年)のクロスをFW9宮下拓弥(3年)が合わせた。そして桐光学園は1-0で折り返す。

 さらに後半開始から11分後の51分、桐光学園は2点目を追加。MF8羽田野紘矢(3年)のパスを受けたMF11齋藤俊輔(3年)がドリブルで運びシュート。これが決まった。

 点差をつけられた相洋は前に出ざるを得なくなったが、その背後を突くように桐光学園は一気に攻勢をかけた。67分、MF齋藤のシュートのこぼれ球をMF10松田悠世(3年)が決めて3点目。さらに3分後の70分、MF齋藤→MF松田→MF齋藤とつなぎ、最後はFW14丸茂晴翔(2年)が4点目をあげて決着。

 試合は4-0で桐光学園が完封勝利を収め、2次予選決勝に進出した。また来月に北海道で開催される全国高校サッカーインターハイ(総体)への出場を決めた。

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