都立八王子北のMF町田侑斗は先制点を決めた(写真=多田哲平)
しかし、これを凌いだ都立松が谷は、次第に攻撃のペースを上げていく。
69分、再三に渡って鋭い仕掛けを見せていたMF18山岸大河(3年)がゴール前の混戦から押し込んで、ついに都立松が谷が同点とする。
その後の都立松が谷は、都立八王子北のGK1武田孝輝(3年)を軸とした守備陣に阻まれ、追加点は奪えなかったが、相手にも2点目を与えず、延長戦を含めた100分が終了。勝負はPK戦に委ねられた。
PK戦では、先攻の都立松が谷が4人成功したのに対し、後攻の都立八王子北は3人目と4人目のキッカーが枠外へ飛ばし失敗。5巡目に入らずして4-2で都立松が谷が勝利。支部予選突破を決めた。
また都立松が谷ではDF4本間大貴(3年)が両ゴール前で空中戦の強さを発揮し、都立八王子北ではMF3長島魁晴(3年)が中盤後方でバランスを取っていたのも見逃せなかった。
(文・写真=多田哲平)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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