ところが、都立富士のゴール前に固めたブロックをなかなか崩すことができない。小野寺が再三敵陣深くに飛び出してクロスを供給し、またMF10青柳凜(3年)を軸にパスで打開を図るも、何度も相手DFに阻まれた。
ようやく守備網を打ち破ったのはハーフタイムが近づいてきた37分だった。敵陣中央ゴールまで約25メートルの位置からDF2今西壱汰(3年)がミドルシュートを放つと、そのバーのはね返りをMF8佐藤匠真(2年)が詰め込んだ。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選