泰然自若!先制点献上にも慌てず、後半5分間で2得点…検見川、柏井に2-1の逆転勝利
検見川のDF4菅家直とMF10髙山周(写真=佐藤亮太)
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント1回戦が10月7日、千葉県内で行われ、千葉県フットボールセンターでは検見川と柏井が対戦した。
北北西5メートルの風が吹くなか、前半28分、柏井のCKのチャンス。キッカーDF2小宮雅大から最後は混戦のなか、DF4米本啓佑が押し込み、先制。
しかし検見川は後半10分、右サイドDF17鈴木晴翔のクロスからMF10髙山周が頭で決め、同点に。さらに5分後、検見川、CKからDF4菅家直が頭をそらし、最後はFW9志摩雄斗が決め、逆転。
ゲームの流れを引き寄せた検見川がそのまま押し切り、2‐1で勝利。2回戦に駒を進めた。
「めちゃくちゃ、走らされた……」。これは試合直後の線審の独り言。
そう話すように、両チーム、前半は中盤の速いプレスの掛け合いに終始。ファールからのセットプレーあるいはスローインからのリスタートが多く、途切れ途切れの展開となった。
しかし後半、検見川が2点目を決めたあとはカウンターの応酬。追いつきたい柏井、あわよくば3点目を取りたい検見川の攻防となった。線審のアップダウンはさぞ大変だったろう。
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▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
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