選手権2年連続出場へ、あと1勝!日体大柏が宿敵の流経大柏に競り勝つ
日体大柏イレブン(写真=小室功)
ピッチのあちこちで、すさまじいデュエルが続く。互いに一歩も引かず、両チームのプレー強度や熱量が低下することはなかった。
そんなつばぜり合いのなか、まずチャンスを結実させたのは、昨年度の選手権出場校・日体大柏だ。12分、右サイドを深くドリブルで進入したFW8大和田琉星(3年)からのマイナスクロスを、MF7佐藤伸哉(3年)がゴール前で合わせた。
「(クロスに対して)あそこに入っていくのは、常にねらっていることですが、いつもどおり信じて走っていてよかったです。右足でのシュート?そうですけど、もう体ごと押し込んだという感じでした(笑)」(佐藤)バトルの応酬を印象づけるのは、両チームのシュート数にもあるだろう。公式記録によれば、日体大柏の前半のシュート数は実は先制点の1本のみ。 流通経済大柏のそれは前半3本と、お互いになかなかゴール前までボールを運べなかったことをうかがわせる。
▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選