日大藤沢 vs 慶應義塾(写真＝古部亮)

　前半同様に慶應義塾がしっかりとブロックを作り、なかなか崩すことができないものの、日大藤沢は前半とは違い連動性のある攻撃を繰り返す。試合が動いたのは後半残り10分だった。慶應義塾の左サイドバックの2村山綸(3年)が駆け上がり、ラストパスを受けてGKと1対1の場面を作るが、オフサイドの判定に。しかし、その直後、日大藤沢はその背後を素早く使い、DF3國分唯央(3年)から右サイドバックのDF坂口康生(3年)に繋ぎ、右サイドを突破。中央で待っていたFW11岡田生都(3年)が合わせて、試合を振り出しに戻す。一瞬の隙をつき同点に追いついてみせた日大藤沢はその5分後に、再び岡田生都がMF18会津恒毅(3年)とのコンビネーションから、ゴールネットを揺らし逆転。

　試合はそのまま終了し、試合終盤の逆転劇で日大藤沢が勝利を収めた。

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