11月12日、県立サッカー・ラグビー場Bで第93回全国高校サッカー鹿児島大会準々決勝2試合目の神村学園と鹿児島の一戦が行われた。試合は、連覇を狙う神村学園が鹿児島を5対0で下し、準決勝進出を決めた。

 ここまで計2試合で17発を決め、準々決勝まで駒を進めてきた、前回覇者の神村学園。一方、2回戦では、PK戦にまでもつれた一戦を制し、勝ち上がってきた鹿児島。

 試合は、開始直後から神村学園のペースで進む。神村学園は、ゴール前での細かいパスワークや、8番岩下寛明の鋭いドリブルで鹿児島のゴールを脅かす。前半8分、10分とゴール前でのFKを得るが、惜しくもゴールをとらえることができない。

 試合が動いたのは、31分。神村学園はコーナーから詰めていた24番西元耀星がゴールを決め、先制。終了間際にも、6番後藤誠夢、8番岩下寛明、7番田平柊太と細かいパスワークで攻め込みチャンスを掴むも、鹿児島GKのファインセーブに阻まれ、1対0神村学園のリードのまま前半を終える。

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