見応えがあった10番対決!DF佐々木陸人のハットトリックなど大量5得点で都立日野台が都立青山を破る
都立日野台の10番DF佐々木陸人は3得点(写真=佐藤亮太)
第102回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選1回戦が10月1日、各地で行われた。Bブロック、都立青山と都立日野台との対戦は点の取り合いとなった。
先制したのは都立青山。前半10分、スルーパスに反応したFW10城田啓が決めた。すると13分、負けじと都立日野台はロングフィードからFW19大久保達弥のゴールで同点に。
27分にはGKとDFとの連係ミスを突いた都立青山FW10城田が流し込み、自身2点目となる追加点。
その1分後の28分、都立日野台。左サイドMF6中條郁哉のクロスから最後はDF10佐々木陸人が決め、再び同点。
さらに終了間際、CKからDF10佐々木がヘディングシュートを決め、都立日野台が3点を決め、前半終了。
後半、攻勢を強める都立青山は22分、右サイドFW10城田のクロスをFW11中沢隼輔がゴール前に飛び込み、3‐3の同点。
その4分後の26分、今度は都立日野台、セットプレーのチャンスから、またしてもDF10佐々木が決め、4点目。
残り時間を考慮し、前に出ざるを得ない都立青山。その裏を突く都立日野台。
試合終了間際の40+6分、カウンターから途中出場のFW11森瑞希がトドメを刺し、終了。
試合は都立日野台がDF10佐々木のハットトリックにより5‐3で勝利をおさめ、2回戦に駒を進めた。
※
試合前のウォームアップのこと、ある光景を目にした。
時間にして15分くらいだろうか、ひたすらロングボールを繰り返し蹴る選手がいた。どうしてこんな念入りにやっているのか。その理由は試合が始まってよくわかった。
▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選