関東一が好発進!戦術の幅を示して青稜に4発快勝
関東一は初戦を突破(写真=多田哲平)
10月8日、第102回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選2回戦が行われ、関東一と青稜が対戦。2年ぶりの全国を目指す関東一が初戦に4-0で勝利し、3回戦進出を決めた。
T1(都1部)リーグ所属の関東一はこの2次予選2回戦から出場。地区トップリーグ(都5部相当)所属で1次予選から出場の青稜は、1回戦で高輪をPK戦の末に下し、2回戦で都立三田を2-0で、3回戦で都立東を3-2で破ってきた。
幅の広さを示しての完勝だった。
関東一は初め、長いパスを織り交ぜてダイナミックな攻撃を展開していく。それでも青稜の堅い守備を崩せないと見るや、30分に選手と配置を交代して攻撃のリズムをより細かくスピーディに変えていった。右サイドハーフで先発したMF10日野塁(3年)が左SBに、左SBせスタートしたDF14石塚優斗(3年)にボランチに移るなど、それぞれがポジション変更に難なく対応し、柔軟性を感じさせた。
これが功を奏し、38分に先制点。左サイドから中央へと打開し、最後はゴール前に走り込んでいた石塚が流し込んだ。
後半に入っても、距離感の良い素早いパスワークで攻め込む。
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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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