魅惑のフットボールを見せた都立片倉。アグレッシブなサッカーで明法に4-0と完勝!

歓喜の都立片倉イレブン(写真=矢島公彦)

 第102回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Bブロック3回戦が10月15日に行われ、都立片倉明法が対戦。都立片倉が4-0で勝利し、準々決勝進出を決めた。

 序盤にゲームの主導権を握ったのは都立片倉だ。自陣から丁寧に攻撃を組み立て、敵陣では左サイドのMF14石坂垣空(3年)が積極的にドリブルで仕掛ける。守備に転じれば素早い切り替えでハイプレスをかけ、最終ラインはハイラインを敷くなど攻守ともにアグレッシブなサッカーを見せた。

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 対する明法は相手の裏を狙い、11分にはFW9林佑樹(2年)がビッグチャンスを掴む。だが、シュートはクロスバーに直撃。好機をフイにすると、試合の流れは再び都立片倉に傾く。

 すると16分、都立片倉は左サイドを切り崩し、クロスを上げる。一度は相手DFにクリアされたものの、こぼれ球を拾ったMF6鈴木拓(3年)がダイレクトでミドルシュートを突き刺した。

 先手を取った都立片倉が、さらなる猛攻をかける。23分にFW10歳森杏介(2年)が華麗なタッチからミドルを狙えば、29分にはFW歳森のスルーパスを受けたMF石坂が相手GKとの1対1に。どちらも決めきれなかったとはいえ、魅力的なアタックだった。

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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
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