2年ぶりの県制覇を狙う帝京長岡、古豪・新潟西を破り準決勝進出

帝京長岡 vs 新潟西

 第102回全国高校サッカー選手権新潟予選準々決勝が県内各地で行われた。2年ぶりの県制覇を狙うプリンスリーグ北信越1部首位の帝京長岡は、刈羽ぴあパークサッカー場で全国選手権4度出場の古豪・新潟西と対戦した。

【フォトギャラリー】帝京長岡 vs 新潟西

 序盤から敵陣でのプレータイムを長くする帝京長岡は2トップの堀颯汰、新納大吾が前線で的になり、右からはMF原壮志がドリブルで切り裂く。対する新潟西は司令塔の清水太樹を経由しながら鋭いカウンターを仕掛ける。互いが長所をぶつけ合い、ジリジリとした時間が続いた同17分、帝京長岡が先制のネットを揺らす。縦パスに抜け出した堀がペナルティーエリア右の深い位置からノールックでヒールパスを送ると、走り込んだMF橋本燦が左足を振り抜いて1-0とする。「(堀から)パスが来ることはわかった。冷静に流し込めた」(橋本)。

 勢いづいた帝京長岡は同23分。右サイドを抜け出した原がグランダーのクロスを配球。飛び込んだ新納がしっかり合わせ、リードを2点に広げる。その後も帝京長岡は原、新納の個人技で追加点を狙うが、新潟西はGK佐野冬弥が好セーブを連発し、スコアはこのまま2-0でハーフタイムを迎える。

【次のページ】 準々決勝 帝京長岡 vs 新潟西(2)

▽第102回全国高校サッカー選手権新潟予選
第102回全国高校サッカー選手権新潟予選