松本国際が都市大塩尻を下して連覇。延長後半にCKからこじ開ける
歓喜の松本国際イレブン(写真=田中紘夢)
第102回全国高校サッカー選手権長野予選の決勝が11月11日に行われ、東京都市大塩尻と松本国際が対戦。松本国際が延長戦の末に1-0と競り勝ち、2年連続6回目の全国出場を決めた。
試合は序盤から松本国際が優位に進める。互いに4-4-2の布陣を敷くミラーゲームの中、サイドを起点に攻め上がる。右サイドハーフの山本湧大らが果敢にドリブルで仕掛けるも、GK熊切悠真を脅かすまでには至らない。都市大塩尻がペナルティエリア付近で体を張り、前半を無失点で持ち堪えた。
後半の早い時間帯、松本国際は山本に代えて関泰洋を投入。2年生ウインガーのフレッシュさを加え、ギアを上げる。それに対抗するかのように、都市大塩尻も直後に交代。システムを4-4-2から5-4-1に変更し、堅守速攻の色を濃くした。依然として松本国際が押し込む展開が続くも、なかなかゴールを破れない。都市大塩尻もセットプレーやロングシュートで機をうかがったが、決定機には至らず。試合はスコアレスで延長戦に突入した。
▽第102回全国高校サッカー選手権長野予選
第102回全国高校サッカー選手権長野予選