野辺地西 vs 八戸学院光星

 ゴールが生まれたのは前半15分。野辺地西の成田涼雅が前線でボールを受けると、強引に前を向き光星ゴールに迫る。ゴール前の混戦から左サイドに流れたボールを拾った14小向光がクロスを上げ、このボールに10長谷川陽大が頭で合わせて先制点を挙げる。

 飲水タイム後に徐々に光星はDFラインからボールを繋ぎ始め、野辺地西のゴールに迫るが、得点を挙げることができず、前半は1-0で野辺地西のリードで終えた。

 後半に入ると一進一退の攻防が続くが、49分、またしても野辺地西の小向のクロスから今度は、長谷川涼雅が頭で合わせて追加点を奪う。

 2点差となったが光星は諦めず、6大宮駿人、16田名部有心がミドルシュートでゴールを狙うが、惜しくも枠を外れる。野辺地西もカウンターからゴールを狙うが精度を欠き、ゴールを奪えなかった。しかし飲水タイム後の62分、一瞬の隙をついて代わって入ったばかりの8千葉龍磨がドリブルで抜け出して3点目を決めた。さらに78分にも芋田脩南がPKを決めて追加点を挙げた野辺地西が4-0で勝利を収め、5日に行われる決勝戦に駒を進めた。

【次のページ】 県大会準決勝 野辺地西 vs 八戸学院光星(3)

▽第102回全国高校サッカー選手権青森予選
第102回全国高校サッカー選手権青森予選