今治東vs松山商・前半21分今治東10大荒陽平(3年)がチーム2点目となるスーパーミドルを決める。

 対する松山商は、GKは12清家蹴人(1年)。変則5バックは右から2谷海都(3年)、4赤湯晴人(3年)、5宮内柊吾(2年)、13平本朴弥(2年)の4枚の後ろに8駄馬駿斗(3年)がリベロで構える形。ダブルボランチは7菊池悠太朗(2年)と6森琢真(2年)。3トップは11露口創一朗(2年)が左サイドに張り、2トップ気味にキャプテンの9高市楓市(3年)と10大石悠真(2年)が組む布陣を採用した。

 

 試合は「ラインと駆け引きで攻撃を封じようとした」(大竹博久監督)松山商の守備網をかいくぐる今治東のミドルシュート攻勢から動き始める。4分、前向きにボールを奪った今治東は田坂のパスを右サイドで受けた河上が相手GK頭上を越える25mシュートを決めて先制。続けて21分にはエース・大荒がPA右角付近から強烈な無回転ミドルを決めると、24分には再び大荒が田坂のスルーパスに「自分の狙っていた形」で抜け出しGKもかわして無人のゴールへ流し込みチーム3点目。

【次のページ】 準々決勝 今治東中等教育学校 vs 松山商(3)

▽第102回全国高校サッカー選手権愛媛予選
第102回全国高校サッカー選手権愛媛予選