大洲スターティングメンバー

　対する大洲はGKが12大森遥希（1年）。4バックは右から5沼田拓海（1年）、キャプテンの4大下修生（3年）、3上田圭太（1年）、20田原青磨（2年）。ダブルボランチは7吉川怜央（3年）と6三好湧真（2年）。サイドMFは右に14大野陸和（2年）、左に9佐々木陽生（3年）が入り、トップ下が18冨永瑠空（2年）。ワントップは10大田奏（2年）となった。

　試合は前半、堅牢なブロックからカウンターを狙う大洲を済美がビルドアップから崩しにかかる時間帯が長く続いた。済美は20分にはゴール正面絶好の位置で直接FKを獲得するも山口の低いキックはGKの正面を突き、その後も吉川、宮内の両ボランチがサイドにタイミングよくパスを散らすも、最後の4分の1を攻略できなかった。

　が、31分、済美はこれまでと変化をつけたプレーを選択する。CBの山口を起点に中盤に縦パスを付けると、中盤は一気にスピードアップしてワンツーで右サイドへ展開。最後はボランチの位置からオーバーラップした深見のクロスを宮内がダイレクトで合わせ先制点をついにゲット。前半はそのまま済美が1-0で折り返した。

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