海星 vs 九州文化学園(写真=藤原裕久)

 前半をほぼ互角の流れで0-0で折り返したことから、僅差での勝負が現実味を帯びてきた中で先手を取ったのは海星。高い位置からプレスで九州文化の攻撃をカットすると、42分に西山陸のアシストを受けた本村のシュートがポストに当たってゴールイン。

 その後もリードした勢いを生かし、高い位置でボールを奪い攻める海星に対して守備の時間が続く九州文化。1年生CB松本士苑と2年生GK城斗偉が懸命の守備で失点を許さずカウンターからゴールを狙うが、後半55分と58分の決定機は海星GK汐崎弘心が好セーブ。

 九州文化のカウンターをしのいだ海星は、75分に橋本朝陽が個人技を生かした突破から追加点を奪い点差を広げることに成功。その後も九州文化に失点を許さず2-0で海星がベスト4進出を決めた。

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▽2023年度 第102回全国高校サッカー選手権長崎予選
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