海星、粘る九州文化を振り切り2-0で勝利 長崎総科大附の待つ準決勝へ

海星 vs 九州文化学園(写真=藤原裕久)

 県北の新鋭校・九州文化学園と県内屈指の伝統校・海星が10月29日の、2023年度 第102回全国高校サッカー選手権長崎予選準々決勝の第2試合で対戦。海星高校が0-0の前半から一転、後半に2ゴールをきめて粘る九州文化を振り切り2-0で快勝。第1試合で創成館に勝利していた優勝候補の一角・長崎総科大附の待つ準決勝への進出を決めた。

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 ボールを保持し主導権を持って戦うことを志向するチーム同士の一戦は、立ち上がりから一進一退。風上の九州文化が背後を狙うボールでゴールに迫れば、海星も本村碧海を中心に左サイドからかかんな攻撃を展開。攻守を目まぐるしく変えながら攻め合う両チームだが、風の影響か今ひとつスペースを狙ったボールが味方につながらず決定的なシーンを作るには至らない。

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▽2023年度 第102回全国高校サッカー選手権長崎予選
2023年度 第102回全国高校サッカー選手権長崎予選