広島国際学院イレブン(写真=矢島公彦)
対する静岡学園は、GKはJ1東京ヴェルディ内定のキャプテン1中村圭佑(3年)。4バックは右から13野田裕人(2年)、4水野朔(3年)、5大村海心(3年)、16吉村美海(3年)。中盤はアンカーポジションに14森﨑澄晴(3年)が入り、その前に右から7庄大空(3年)。J2徳島ヴォルティス内定の10高田優(3年)、15宮嵜隆之介(3年)、11志賀小政(3年)の4人。ワントップは1回戦2ゴール、J1川崎フロンターレ内定の9神田奏真(3年)となった。
前半はスコアレスながらお互いの持ち味を出し合う40分間に。伝統のテクニックに加え、テンポ変化、フィジカルコンタクトに優れる静岡学園が圧倒的なポゼッション率から多彩な発想でゴールを脅かし続ければ、広島国際学院は細かいライン・ポジション修正と最後は身体を投げ出す守備で対抗。
その中で17分、広島国際学院はカウンターからFW11野見、MF5島川が連続シュートを放ったが、静岡学園GK1中村のファインセーブで先制はならず。静岡学園も35分には10高田のヒールスルーパスを受けたMF庄がGKもかわしゴールに流し込むも、ここは広島国際学院左SBの位置から現れた23岡田のカバーリングに阻まれた。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権