飯塚イレブン(写真=矢島公彦)
後半に入ると、先制点を奪えない青森山田の側に焦りが見え始める。ビルドアップ時のパスや立ち位置に細かなミスが目立ち始め、飯塚がゴール前に攻め入る場面も増えることに。そして62分に5藤井の右CKから9原翔聖がヘディングシュートを放ち、いよいよ自信を深めたスカイブルーのユニフォームは64分、ついに歓喜の時を迎える。
PAすぐ左側で相手のクリアミスに対し、素早く寄せてボールを奪ったのは飯塚FW9原翔聖、PA内にドリブルで侵入しストップと同時に左足のシュートコースを作って流し込んだボールは、大歓声と共に右サイドネットへ転がった。
▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権