青森山田 vs広島国際学院(写真=矢島公彦)

 43分、青森山田PA直前中央でボールを前向きにボールを受けたFW11米谷は、冷静に勢いよくPA内に侵入してきたMF14杉本へパス。迷いなく右足で振りぬいた杉本の枠内シュートは広島国際学院DF4茂田のクリアにあうも、それが再びDFに当たりゴールインとなる。

 かくして結果こそオウンゴールながら、広島国際学院の守備を完全に崩した2点目を奪った青森山田はその後、後半FW11米谷の2得点、途中出場のFW9津島巧(3年)、FW18山下凱也(3年)、MF16後藤礼智(3年)のゴールで、後半だけで6点を奪い快勝。広島国際学院も後半は相手の間を巧みに取るMF10石川を起点に左SB23岡田、FW11野見が際どいシュートを放つ場面もあったが、2点目を失って以降は青森山田の推進力に対応できなかった。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権