絶対的エースのFW郡司が決勝弾!V候補・市船が旋風を巻き起こす名古屋を下し、準決勝へ

市立船橋イレブン(写真=小室功)

 絶対的エースが試合を決めた。

 前半を1-1のスコアで終え、ハーフタイムを挟んで、後半に入ると、そのわずか2分後に市立船橋のFW10郡司璃来(3年)が”チームを勝たせるゴール“を奪ってみせた。

 好機到来を逃さなかった。

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 右MF8足立陽(3年)の右からのクロスに対し、ニアサイドに詰めていた須甲優理(3年)の背後のスペースに向って猛然とダッシュ。相手のマークを振りほどき、ひと足早くボールを突っついた。

 「最初はファーサイドにいたけれど、ボールがこぼれてくると感じたので、相手の前に入り込むことを考えて、一気にスピードを上げました。イメージどおりにうまくいきました」(郡司)

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