青森山田、市立船橋との激戦制しV王手 GK鈴木将永がPK戦で本領発揮

青森山田イレブン(写真=矢島公彦)

 第102回全国高校サッカー選手権大会は1月6日、東京・国立競技場で準決勝が行われ、第1試合は青森山田(青森)が市立船橋(千葉)を1-1からのPK戦を4-2で制し、2大会ぶり7度目の決勝進出を果たした。1月8日に同競技場でキックオフされる決勝で、近江(滋賀)と対戦する。

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 高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023王者の青森山田は、快勝した昌平(埼玉)との準々決勝と全く同じ顔触れが先発。先制点も昌平戦と同じように早かった。

 前半11分に左CKを獲得。身長190㎝の大型CB小泉佳絃(3年)が、ボランチ芝田玲(3年)の送ったボールを圧倒的な制空権を生かし、ヘディングで突き刺した。小泉は2戦連発の通算3点目だ。

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▽第102回全国高校サッカー選手権
第102回全国高校サッカー選手権