思うような試合運びができなくても勝ち切る――近江が立命館守山を下し決勝へ

近江 vs 立命館守山

 11月5日、第102回全国高校サッカー選手権滋賀予選準決勝が行われ、2年連続出場を目指すプリンスリーグ関西1部勢の近江は立命館守山に1-0で勝利し、11日の決勝進出を決めた。

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 立ち上がりから劣勢を強いられた。ロングボール攻勢に苦しめられ、自陣の深い位置まで押し下げられる。ロングスローも事前に対策をしていたが、何度も何度も放り込まれてしまう。立命館守山のCB阪倉廉太(3年)にペナルティエリア内まで届くようなボールを投げられ、跳ね返す時間が続いた。27分にはCKからニアサイドでMF宮田夢大(2年)にヘディングで合わせられる。GK山崎晃輝(2年)の好セーブに救われ、事なきを得た。

 守備陣が奮戦するなか、一方でこの日は攻撃陣が不調。セカンドボールが回収できず、攻めに転じれない。なんとか繋いでも距離感が悪く、決定機を呼べるモノはほとんど作れなかった。

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▽第102回全国高校サッカー選手権滋賀予選
第102回全国高校サッカー選手権滋賀予選