FW弓場蒼太の決勝弾で近大新宮が和歌山南陵を下し4強入り

決勝ゴールを決めたFW弓場蒼太

 10月29日(日)、第102回全国高校サッカー選手権和歌山予選準々決勝が行われた。田辺スポーツパーク陸上競技場で13時半より行われた第2試合では、近大新宮和歌山南陵 が対戦した。

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 前半は、一進一退。お互いに相手ゴール前に迫り、シュートを放つこともあったが、枠を捉えず。スコアレスのまま、折り返した。

 後半に入ってもなお、互いに一歩も譲らぬ拮抗した状況がしばらく続いた。スコアが動いたのは、64分。ゴール前に迫るチャンスを何度も作っていた近大新宮のFW弓場蒼太(2年)は、相手選手からボールを奪うと、「ボールを奪った瞬間には、相手GKが前に出ているのが見えていたので」(弓場)、狙いすましたコントロールショットを放ち、見事にゴールネットを揺らした。

 追う和歌山南陵も、技術の高いDF岡本晴風(3年)やMF入屋奏斗(3年)が中心となって局面を打開していこうとしたものの、スコアボードは動かぬままタイムアップ。近大新宮が1-0で競り勝ち、準決勝へと駒を進めた。

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▽第102回全国高校サッカー選手権和歌山予選
第102回全国高校サッカー選手権和歌山予選