佐賀東、5-0快勝で全国へ「全国でベスト4に行って国立で終わりたい」

佐賀東集合写真(写真=森田将義)

 「これから佐賀の中では絶対負けず、全国で上位に行けるチームにしていきたい」。蒲生原晶昭監督の意気込みを示すかのような快勝で、佐賀東が2年ぶり13回目の選手権出場を掴んだ。

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 全国行きをかけた大一番は昨年の準決勝で負けた佐賀商が相手とあって、試合前から選手の気合は十分。「ロッカールームでスタートからどんどん行こうという声掛けをしていた」(MF8大島弘賀、2年)。キックオフと共に勢いよく試合に入った佐賀東は開始58秒でDF5江頭瀬南(2年)からのパスを受けたMF16右近歩武(3年)がゴール前にクロスを入れると、FW21宮﨑空夢(3年)が合わせて、ゴールネットを揺らす。

 「完全に狙っている形が決まって良かった。先制点が一番大きい」。指揮官が振り返る一撃でリズムを掴んだ佐賀東は6分にも右CKからチャンスを演出。江頭がショートで入れたリターンをゴール前に入れると、こぼれ球を右近がダイレクトで打ち返し、リードを2点差に広げた。

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