勝負所で得点を奪った長崎総科大附が佐世保実を下す

長崎総科大附の選手たち

 1月27日、諫早市のスポーツパーク諫早人工芝グラウンドで令和5年度長崎新人戦(新人選手権大会)の準々決勝が開催され、昨年の選手権予選覇者、長崎総科大附と県北の強豪、佐世保実が対戦。長崎総科大附が苦戦しながらも佐実を2-0で下し、準決勝進出を決定した。

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 立ち上がりに主導権を握ったのは長崎総科大附。縦への長いボールで佐実を押し下げ、そのまま相手陣内でゲームを展開。何とか押し返していきたい佐実だが、両ワイドの末武愛都、小潟和輝が後に下がり5バックとなったまま、耐える時間帯が続いていく。

 長崎総科大附の右サイド工藤凌成、FW坂本錠に再三裏を突かれるものの、ゴール前での精度を欠く相手のミスにも助けられ失点を免れていくが、13分、工藤のクロスを坂本が流し込んで長崎総科大附が先制に成功。

 その後も押し込まれた影響で、中盤でのセカンドボール回収ができず、カウンターも後ろに重くなるためCB阿部紘斗、GKマガリェンスアルナウドを脅かせない佐実だが、攻めながらもチャンスを決めきれない長崎総科大附の隙を突き徐々に反撃を開始。キャプテン小潟、アタッカー横田翔栄のラインからカウンターを機能させていく。

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▽令和5年度長崎新人戦(新人選手権大会)
令和5年度長崎新人戦(新人選手権大会)