後半に入るとゲームの展開が変わる。両チーム高い位置からのプレスでDFラインのボール回しに余裕を与えない。6分に三菱養和SCユース(B)7番長谷川がDFからボールを奪うと10番青木に繋ぎフィニッシュまで持ち込むがGK正面。20分にゲームが動く。中央でDFを背負いながらも巧みなトラップで前を向いた9番渡辺が右サイドにフリーで走る7番重山へ。DFも対応するが重山はタイミングを外し思いきって右足を振りぬくとボールは左ポストに当たりゴールに吸い込まれ待望の先制点。ホームで負けられない三菱養和SCユース(B)がリードする。その後前半には見られなかったゴール前での攻防が増え一進一退の展開。追加点が欲しい三菱養和SCユース(B)、追いつきたいFC町田ゼルビアユース。
31分にゲームが動く。11番金子が得意のドリブルで仕掛けるとDFがたまらずファール。右サイドでセットされたボールだが審判が止めてないとみるやリスタート。ファーサイドで待つ10番青木に浮き球でボールが渡ると対峙するDFの股を狙ったシュートはゴール左に刺さり同点とする。これで試合はわからなくり、両ベンチ交代選手をいれ勝利を目指すがタイムアップまでゴールは生まれず痛み分け。
しっかり組織されたDF球際の激しさなど見どころある試合だったが両チームリーグ初勝利は2節以降に持ち越された。
(文・佐々木竜太)