西武台 vs 武南

 前半25分、竹内のシュートはGKに好捕され、27分から3度続いた右CKの2本目では竹内が惜しいヘディングシュートを放って相手守備陣を慌てさせた。竹内は29分にも右MF泉谷俊(2年)の右クロスに合わせたが、これも左ポストをたたいて先制点とはいかなかった。

 4-2-3-1の武南は、大熊來瑠や畑乙樹(ともに2年)の両MFがドリブルと短いパスを織り交ぜてテンポ良く攻めた。

 前半32分、ドリブルで切れ込んだ大熊の最終パスはクリアされたが、畑がこぼれ球を拾って狙い澄ましたシュートを放ったが、わずかにバーを通過。39分には大熊の強シュートがDFに弾かれ、アディショナルタイムにもボランチ川崎悠斗(2年)の縦パスを受けた1トップの河西琥(2年)が、決定的な一打をお見舞いしたが、DFにクリアされた。

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▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)