寺川康正(草津東)
水色ビブスのチームはGK重田和真(大産大附属)、DF倉島正行(奈良ユース)、嵜山仁(近大和歌山)、黒瀬直弥(三田学園)、沖村大也(東山)、的場勇人(興國)、MF福本一太(阪南大高)、坂上宗太郎(桃山学院)、久松大耀(興國)、木村有磨(履正社)、高畑宗希(近大附属)、寺川康正(草津東)、FW太仁紫音(大谷)、増井那月(京都橘)、中田雄大(三田学園)の顔ぶれで試合を行なった。
初日に行なったびわこ成蹊スポーツ大戦から大きく変わったのは、プレーの強度だ。前夜には、視察に訪れたU-16日本代表の廣山望監督による講義を実施。昨年11月に行なわれたU-17ワールドカップでのアルゼンチンとナイジェリアの映像を見せながら、“本気でボールを奪いに行く”重要性を伝えた。意図についてこう話す。「強度が変わった中でどれだけ攻撃できるか、獲りきれるか。行ってかわされた所から、段々センスが磨かれてくる。守備の出力を変えるだけで、ゲームの強度が変わってくる。それを体感して日常にして欲しい」。
「昨日、大学生と対戦した時は距離が空いてしまっていたのですが、“後ろ向きになった時はチャンスだから、もっと強く行け”、“ボールに対して出ろ”と廣山さんに教わったのは大きく、みんなが意識できていた」。寺川の言葉通り、この日は各所で激しいバトルが繰り広げられる。