ヴィッセル神戸U-18 vs V・ファーレン長崎U-18

 前半28分には右サイドを抜け出したFW23大西湊太(1年)のクロスから、FW7吉岡嵐(2年)がボレーシュートを放ったが、長崎のDFがブロック。28分にもDF3茨城陸(2年)の縦フィードから吉岡がDFの背後を抜け出したが、先にGKにキャッチされた。40分には川井が左サイドでドリブルを仕掛けて、シュートまで持ち込んだが、歓喜は生まれずスコアレスのまま前半を終えた。

 後半に入ると神戸はDF4山田海斗(2年)を残して、10人を入れ替え。プリンスリーグ関西2部での戦いが予想されるメンバーを中心に挑んだ。後半25分にはDF22西川亜郁(2年)の縦パスからMF39土井口立(中3)が抜け出してシュートを放つなどしたが、前半と比べて長崎にボールを持たれる時間が増えていく。

 終盤はMF14岩本悠也(2年)とMF7宇佐川眞央(2年)のダブルボランチに左SBのDF15上戸涼生(1年)を交えてボールを動かした長崎のペースで試合が進み、27分には中央を運んだ宇佐川が左前方に展開。抜け出したFW9宮崎航汰(2年)がゴール前に入れたが、クロスはDFに阻まれた。31分にも宇佐川のシュートをきっかけに連続攻撃を仕掛けたが、得点には至らない。41分には岩本、宮崎、宇佐川とテンポよくパスを繋いでゴール前に入っていったが、シュートは打てずスコアレスドローとなった。

(文・写真=森田将義)