大津 vs 西武台
前半半ばからは西武台が守備ラインを下げたことで、大津がボールを持つ時間が増え始める。嶋本とMF47畑拓海(新3年)のダブルボランチに左のMF77中村健之介(新3年)を交えてボールを動かし、右サイドが繰り出すMF44舛井悠悟(3年)の縦突破を演出。相手が外を警戒すれば、中盤からゴール前にクサビを打ち込んで押し込んでいく。
12分には左CKのクリアボールを反対サイドで拾って、中村がクロス。ゴール前のFW9山下景司(新3年)が頭で合わせたが、シュートは枠を捉えることができない。16分には嶋本が山下と縦関係でのワンツーでゴール前への侵入を試みたが、DF5谷口輝(新3年)を中心とした西武台の守備陣に阻まれ、シュートまで持ち込めなかった。
押し込みながら、1点が奪えない時間が続いたが、27分には右サイドの高い位置で西武台のミスを突くとFW35兼松将(新3年)の落としから中村がゴールネットを揺らして大津が先制に成功した。以降も積極的に見せ場を作ったが、追加点は奪えないまま1-0で前半を終えた。
エンドが替わった後半は西武台が押し返す場面が目立ち始まる。後半13分にはMF10石井汰一(新3年)がゴール前に入れた浮き球のパスに竹内が反応したが、タイミングよく坊野が前方に飛び出してシュートを打たせない。18分には中央から右サイドに大きく展開。MF8太田和希(新2年)が中に入れたボールがファーに流れ、FW16緑川梗雅(新3年)に渡ったが、シュートは打ちきれない。