二兎獲りを目指す鹿児島城西、まずは近江を下しプレミア初昇格

鹿児島城西集合写真

 12月10日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)の2回戦が広島県内で行なわれ、鹿児島城西(鹿児島)と近江(滋賀)が対戦。後半18分に奪ったMF8芹生海翔(3年)のゴールを守り切った鹿児島城西が1-0で勝利し、初のプレミアリーグ参入を決めた。

 鹿児島城西の新田祐輔監督と近江の前田高孝監督は指導者ライセンス講習会の同期で仲が良い。夏休みには練習試合を行なった際は、2-1で近江が勝っている。「夏は負けてしまったので、その時の借りを返すぞという気持ちもありました」と話すのはGK1橋口竜翔(3年)。新田監督も「生徒は近江の感じは掴めていた」と続ける。

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 ただ、試合は夏同様の展開で進む。前半13分には橋口のロングフィードを受けたFW11岡留零樹(3年)が胸トラップから反転でシュート。22分にはハーフウェーラインの左から、MF10石内凌雅(3年)がドリブルで前進し、中央にパス。受けたMF14山下慶人(3年)がドリブルからゴールを狙ったが、ゴールは生まれない。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)