鹿児島実 vs 樟南
前半を振り返って、チームの指揮をとった鹿実の竹之下和翔コーチは、「いい時間帯に相手のビルドアップを断つことで得点できたのは、すごく大きかった。あれで主導権を握れたのが、勝利に繋がったのかなと思う」と語った。一方の、樟南、木村俊喜監督は「最初に鹿児島実業さんのプレッシャーに、子どもたちも戸惑った部分があった。押し込まれる時間が続く中、ビルドアップのミスで失点して、そこから立て直そうという形になってしまった」と悔やんだ。
鹿実のキックオフから後半スタート。樟南は城戸を中心に攻撃を組み立て、再三鹿実陣地に侵入するが、シュートには至らず。後ろからビルドアップで繋ごうとする樟南に対し、鹿実は前半の得点シーン同様、ハイプレスでボールを奪い取ろうとするが、樟南は同じミスはもうしないとばかりにその攻撃をいなす。しかし、前へのボールはなかなか繋がらないまま。両チームともチャンスを得点には繋げられず、時間が過ぎていく。後半アディショナルタイム、樟南の田中祐志がシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れてしまう。アディショナルタイム3分で主審の笛が鳴らされ、鹿児島実業がチャレンジリーグを制した。
▽第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタル
第7回高校サッカードットコム杯in宮崎supported by アミノバイタル