この時点で試合時間は残り10分。この中央トーナメント1回戦は延長戦がなく、即PK戦。PK戦を避けたい金光大阪は勝ち越しゴールを奪うため、さらに攻める。
疲労の色が濃くなってきた千里は防戦一方。それでもGK1榎浪栄新(3年)のファインセーブや、DF4長谷部有哉(3年)の身体を張ったシュートブロック、クロスバーにも助けられ、この残り時間を無失点で耐え抜いた。
それでも金光大阪はPK戦で守護神のGK1黒木宏将(2年)が相手の2本目をシュートストップ。4本連続成功の先攻・金光大阪に対し、後攻の千里は4本目も失敗。4-2でPK戦を制した金光大阪が辛くも勝利し、次戦に駒を進めた。
中央トーナメント2回戦に進出した金光大阪は26日に東大阪大柏原と対戦する。
(文・写真=会田健司)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選