6月30日の第8節以来の2勝目を狙う健大高崎は、湯浅惠斗(3年)と下岡浩介(1年)の両ボランチが的確なパスを左右に散らして攻めの起点となった。左2列目の高橋道生(2年)やFW市川太陽(1年)をターゲットにボールを供給したが、浦和の厳しい応対に遭ってビッグチャンスを構築できなかった。

 前半を1-0で折り返した浦和は後半29分、交代出場の右ウイングバック薄井翼(2年)が右から豪胆に進出し、鋭いクロスを上げた。DFに弾き返されたが、こぼれ球を拾った会田が矢のような弾道の中距離シュートを突き刺して2点目。6試合連続で複数得点をマークした。

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