川崎F U-18側としては流経大柏の攻撃陣の個の高さを警戒していた。指揮官が言いように時間が奪われたが、無失点で耐えられたのが大きかった。
「前半から最後のところで身体を張ってくれました。苦しい時間帯を耐えたことで、自分たちのチャンスが作れました」(長橋監督)
その好機が訪れた後半18分。そこからわずか8分で3ゴール。MF11児玉は「1点目、入ったときからどんどん点を取りに行こうと」と言えば、MF23楠田は「相手に調子を乗らせないように畳みかけることを意識しました」と怒涛の攻めは川崎F U-18らしいもの。
「ここが勝負どころ」とイレブンもベンチも感じていたのかもしれない。ただ、いくら流経大柏の意地、執念があったにせよ、終盤での2失点はいただけない。ここは大きな修正点だ。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EAST
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