今回の勝利は市立船橋にとって復権のリスタートとなった。
3週間前の11月3日、柏の葉運動公園総合競技場で行われた、第103回全国高校サッカー選手権千葉予選準決勝。前回大会では全国3位だった市立船橋が日体大柏にPK戦で敗れた。このショックは計り知れないものだった。
「はじめの1週間はみんな立ち直れませんでした。立ち直ろうと声をかけても心のどこかに選手権のことが残っていて、立ち直れませんでした」(キャプテンマークを巻いたMF12金子竜也)
しょぼくれているばかりでは名門・市船の名が廃る。1週間が過ぎたころから、次なる目標を見出したイレブンの目に生気が戻ってくる。それはプレミアリーグ残留。
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