鹿児島城西イレブン(写真=寺田弘幸)

 前半はファジU-18がリードして終わったが、後半に入ると城西が追い付く。47分にロングスローでゴール前に混戦を起こすと、最後は吉田健人が蹴り込む。鹿児島城西もストロングを発揮してみせた。

 1-1に戻った試合は、城西の前へ出る力が上回っていったファジU-18も選手交代を行いながらパワーアップを図ったが、城西がゴールへ迫る回数を増やしていき、試合終盤には 浮邉泰士が決定機を迎えたが、シュートは脇谷静香がストップしてみせる。ファジU-18の守備陣も譲らなかった。

 この日のゴールが4得点目となって得点ランキングで4位タイにランクした末宗は、「個人的に点は取れていますけど、まだまだ質を上げていきたい」と向上心をみなぎらせており、「プレミアはやっぱりうまい人ばっかりですし、自分たちが足りないなと思うところばっかりですけど、少しずつやれている部分も見つかってきているんで、そこをもっとみんなで共有してやっていけば勝利にもつながっていくと思います」と見据えていた。

(文・写真=寺田弘幸)

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