試合は京都が3-1で勝利して、2位でプレーオフ進出となった。ゴールを決めた立川は通算14ゴールで得点王に。さらに毎試合後の投票により決まる大会MVPにも選出されて、個人タイトルのダブル受賞となった。「開幕前に得点王を取ると決めていたので、達成できてよかった。1年を通じて、みんなとの関係も深まっていきました」と喜びを口にしている。またMVPについては「自分だとは思っていなかった」と驚いていたが「回りの人から評価されるのは素直に嬉しい」と話している。

 プレーオフに向けて先制点を決めた三宮は「自分たちは2年連続でプレーオフで負けている。チームの為に…という気持ちは強いです」と一週間後に広島県で行われる決戦へ視線を向けていた。チームを率いる石田監督は「3年連続でプレーオフの舞台に立つことになります。(過去2年の)景色や体感は生かしてプレミアリーグへ行きたい。今の3年生は2年連続で悔しさを味わっている選手たち。先輩たちの分も戦って、勝ちたいです」と意気込んでいる。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関西1部
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