横浜創英 vs 湘南工大附

 この試合、初めての決定機は後半30分、相手守備陣のスキを突いた湘南工科FW9成田琉生(3年)が右足で滑り込み、流し込んだが惜しくも枠外。

 これが合図となったのか、ゲームが大きく動いていく。同32分、湘南工科DF5鈴木陽竜(3年)が自陣のペナルティエリア内で相手選手にファールを与え、一発退場。

 大型ヴィジョンに映し出される0-0の表示。訪れた700人の観衆の誰もが延長戦に入ると思われた後半39分ついに得点が生まれた。

 横浜創英はDF16河井誠治(3年)が右サイドからゴール中央にクロス。これをキャプテンMF11川上哲平(3年)が左足で押し込み、均衡を破った。しかし、後半アディショナルタイム40+6分、湘南工科はFW17成田梨甫(3年)が決め、土壇場で追いつき試合は延長戦となった。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会神奈川予選
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