横浜創英 vs 湘南工大附

 追加点のないまま迎えた延長後半2分、横浜創英はロングボールに抜け出したFW9古垣太樹(3年)がGKと1対1になりながら、決めきって、待望の追加点。これが決勝点となり、横浜創英が2-1で湘南工科に競り勝った。

 後半開始から起用された殊勲のFW9古垣はどんどん縦に仕掛けるようにと指示を受け、ピッチに送り出された。この指示が実った。

 100分におよぶ苦しい試合をFW9古垣は「相手の中盤が多い分、セカンドボールが拾えきれませんでした。それでも相手を押し込むことはできていたので、それほど心配はありませんでした」と答えれば、先制点を決めたMF11川上は「落ち着いて自分たちのサッカーをしようとみんなと話しをしていました、後半もしっかりできていて得点に結びつけました。(後半の)最後失点しましたが、ひとりこちらが多かったので、冷静にパスをつなぐなか、古垣選手が決めてくれたので自分たちのサッカーで勝つことができました」と手ごたえを語った。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会神奈川予選
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