一方、横浜創英の宮澤崇史監督は手放しでは喜んでいない様子だった。「関東大会出場の切符をかけた重要な戦いでしたが、なにせこの暑さが敵になって、運動量をもって、攻撃に出ていけませんでした。二重三重の分厚い攻撃ができず、単発な攻撃となってしまいました。また相手が10人になったから、こちらに妙な余裕が生まれてしまい、スピードダウンして勢いがなくなってしまいました。ボールを持ててしまう分、プレースピードが遅くなってしまいました」と攻撃面での課題を口にした。

 6日の決勝戦に向けMF11川上は「(決勝進出して)ホッとしている部分はありますが、気持ちを切り替えます。目の前の試合を勝って、関東大会に臨みたいです」と意気込みを語った。

 なお、決勝は、横浜創英と日大藤沢のあいだで行われる。

(文・写真=佐藤亮太) 

▽令和6年度関東高校サッカー大会神奈川予選
令和6年度関東高校サッカー大会神奈川予選