日大鶴ヶ丘 vs 多摩大目黒

 日大鶴ヶ丘は押し込まれながらも、主将のCB須賀涼汰(3年)を中心に忠実な守りを徹底。辛抱強い応対をしていた前半14分、最初の好機で先制ゴールを奪った。1トップの柳沼壮良(3年)がカウンター気味の展開から、正確なキックでゴールに流し込んだ。

 それでも多摩大目黒は慌てず急がず、両サイドからのアタックを繰り返し、185センチの大型FWヘンリー公太(2年)に最終パスを預ける攻めで反撃。右CKを獲得した28分だ。DF薄井健人(3年)の蹴ったボールに、DF武田一志(3年)がファーサイドからヘッドで合わせて同点。さらに前半終了間際の39分、押切がGKをかわして2点目となる決勝ゴールを奪った。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会東京予選
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