応援のチームメイトと勝利を喜ぶ仙台育英MF中西大晴(3年、7番)

 仙台育英城福監督は「最初のチャンスをものにできず、後半はもつれてなかなかチャンスが無く、勝点1でも仕方ないと思っていました」とラストチャンスでのゴールに喜びひとしおだった。前半戦は聖和学園に敗れていたが、「あの時は受け身で、やられなかったら良いなという感じでしたが、今日は経験を踏んだおかげで自信を持ってやれました」とインターハイの経験をプラスにできている手応えを感じていた。中西も「全国に出てから自信を持ってプレーできていて、生き生きしていました。チームとして一体感を出せていて、みんなでプラスの声をかけ合いました」とチームのムードも非常に良い状態。8位のブラウブリッツ秋田U-18とは以前勝点5差のままだが、残留に向けて一丸となるチームは今後リーグの台風の目となりそうだ。

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