一方の連敗した聖和学園はエースナンバー背番号14のMF安原知希(3年)とFW鈴木優也(3年)、DF川上壱也(2年)が欠場。チームキャプテンの菅原も途中出場と、負傷やコンディション不良の選手が多く、苦しい状況だ。それでも後半攻勢に出たが、得点を奪えなかった。加見成司監督は「やりたいサッカーがやれていません。相手が嫌がることができていません。ダメな部分は改善しつつ、良さも出ていないので、そこは修正しないといけません」と厳しい表情で現状を語る。「技術と判断とアイデアで勝負したいのですが、一人で何とかしようと力が入り過ぎています。もっと力を抜いてプレーして欲しい」と聖和学園らしく、うまく力を抜きながら相手の裏を突くようなテクニカルなプレーを選手たちに求めていた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 東北
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