対する福大若葉が前半に作った決定機は前半17分にMF16甲斐悠之介(2年)が相手PA前で倒され得たFKのみ。このチャンスもMF10森部絢(3年)が直接狙ったが、惜しくも枠の外に逸れた。前半の展開について森部はこう振り返る。「試合の入りが悪いのは自分たちの課題。最初からアグレッシブに前からボールを奪いに行って、自分たちがボールを持つ時間を増やしたかった」。
後半に入ってからの福大若葉は前半の反省を生かし、運動量を増加。リズムよくボールを動かして、相手陣内へと攻め込んでいく。後半6分には森部の右CKから「狙い通り」に重松がヘディングシュートを叩き込んで先制すると、16分にはDF2井上太智(3年)からのパスを受けたMF14遠藤伊吹(2年)がゴール前への抜け出しから、ゴール左隅を射抜いてリードを2点差に広げた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選