31分には上野に遠目からのFKを決められ1点を返されたが、直後の32分にはキックオフから素早く攻撃に転じ、FW11小川皓喜(3年)が胸トラップからのボレーシュートで3点目をマーク。30+2分には鉄留がダメ押しとなる4点目を決め、4-1でタイムアップを迎えた。
1月に行なわれた県の新人戦は決勝で飯塚に敗れ準優勝。だが、「リーグ戦を通して自信を付けていっているので手応えはあります」と森部が口にする通り、現在2位に付ける県1部リーグでの戦いによってチームがレベルアップしている実感が選手にはあるという。昨年のインターハイは準々決勝で東海大福岡に0-6で敗れた悔しさもあるため、今年にかける意気込みは強い。「今大会はしっかり全員で勝ちたい、頂点を取りに行こうとなっている」(森部)。
「チームの目標である全国大会初出場初優勝のスタートラインにまず立てるよう全部勝っていきたい」。そう口にするのは重松で、創部6年目で新たな歴史を築くために次戦以降も白星を積み上げていく。
(文・写真=森田将義)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選