実践学園 vs 武蔵

 ボランチ本間晴人(2年)が攻撃の中継所となり、外と中を上手に使い分けたアタックには迫力があった。25分には山崎の絶妙な右クロスを岩﨑がヘディング、28分にも右CKから主将のCB岸誉道(3年)が頭で合わせたが、わずかに左ポストの外だった。

 だが、これと同じような形から先制点となる決勝ゴールが生まれる。前半32分、左SB峰尾燎太(3年)の蹴った右CKが相手DFに当たり、落下途中のボールを岸がファーポストから体ごと押し込んだ。岸は38分にも、右CKから決定的なヘディングシュートを打ったが、惜しくも左へ外れた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選