日大鶴ヶ丘 vs 堀越
追いつかれた日大鶴ヶ丘 だったが、その後も高い運動量で前線から追い回し、ボール奪取を狙うが逆に少し余裕ができた堀越が背後をうまく使っていく。すると59分、FW18小泉翔汰(3年)がミドルシュートを決めて逆転に成功。さらに66分、最終ラインから中央に空いたスペースへの意表をつく縦パスで、一瞬足の止まった日大鶴ヶ丘の隙を見逃さず三鴨が前向きになり素早く背後に抜けた仲谷にスルーパス。これを冷静に沈めて堀越が3点目を奪取した。以降も堀越は小泉と途中交代で入ったFW9高橋李(2年)がゴールネットを揺らし、試合を決定づけた。
先制に成功するも後半に大量失点を許し敗退した日大鶴ヶ丘だったが、堀越相手に引くことなく前線からプレッシャーをかけ続けた。また最終ラインを統率するDF4須賀涼汰(3年)の対人の強さなど、今後への期待が持てる内容だった。
(文・写真=古部亮)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選