実践学園 vs 東京実業

 追いつきたい東京実業は27分、セットプレーのチャンスから長身のDF4田中玲音(3年)に合わせ、得点を狙ったが呼吸があわず、ゴールが遠かった。

 追加点が欲しい実践学園は前半38分、ミドルレンジからシュートがバーに直撃。このこぼれ球に反応したFW9本間貴悠(2年)がペナルティエリア内で倒され、PKの判定に。これをDF10岸誉道(3年)がきっちり決め、前半を2-0で折り返した。

 2点差をつけられた東京実業は、後半開始とともにMF9小関勇仁(3年)を投入。前線にもうひとつ起点を作り、攻撃に厚みと勢いをもたらせようとした。これに実践学園は前半同様に慌てることなく、自陣から遠ざける守備でチャンスを作らせない一方、サイドから中央、中央からサイドとパスをまわしながら、相手を押しこむ分厚い攻撃を見せるなど攻守で安定した戦いを見せた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選